CE0 イースター島

モアイ像で有名なチリ領の島で、チリ本土とニュージーランドの中間あたりに位置する。
ヨーロッパ人が到達する以前はポリネシア系の住民による部族社会が形成されていたが、彼らが島にたどり着いた年代については諸説あり、未だに不明である。
最初に到着したヨーロッパ人はオランダ海軍で、1722年のイースターの日であったことから、イースター島と呼ばれるようになったと言われている。
その後、イギリスの探検家なども上陸したが、19世紀に始まったペルーによる原住民の奴隷狩りによって、人口は言語の伝承が不可能になるほど壊滅的に減少してしまった。
1888年からチリの領土となり、現在はチリ海軍を含む6,000人あまりの人たちが居住している。
現地で常駐してアマチュア無線を運用している人はいないようだが、世界的に有名な観光地であるため、欧米や日本など多くの国の人たちが観光がてら無線運用を楽しんでいる。
なお写真のカードはポーランドの人によるもの。
日本人による運用も数多くの実績があり、伝搬上は簡単なところなので、運用の情報さえ押さえていればほぼ毎年確実に交信することができる。

 


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